いよいよ曳屋(ひきや)です。
柱を横部材(鉄道のレール)にしっかりと固定して、建物を浮かします。
この横部材を井桁(いげた)に組み、建物が歪まないようにします。
小さなジャッキで建物を上げて枕木を積みその上に置き、
またジャッキで上げて枕木を積んでその上に置く。
何度も繰り返して1mほど浮かします。
何だかジェンガみたいです(笑)。
滑車に建物を乗せて準備完了。
曳くのは人力です。
解体時に瓦や土壁を撤去したので
建物はそんなに重くないのです。
赤ちゃんのハイハイ位(もう少し遅いかな?)の速度で
ゆっくりと曳いてきます。
20分くらいで母屋の曳家工事完了。
曳くまでの段取り(準備)で約1日
実際曳くのは20分。
ザックリ、段取り9分5厘てことですね。
段取りがとても大切な工事です。
翌日、2階家も曳いて
曳家工事の前半工事は完了です。
曳家後
埼玉 木の家 工務店 注文住宅 榊住建