築年代の違う二世帯住宅のリノベーションです。
築50年程の旧家と築27年の増築部があり、建て主さんは旧家の方へ仮住まい中。
増築部を先に工事し、完成したら今度はこちらを仮住まいとして旧家の工事を行います。
大きく改修する部分として、和室とDKを一体的なLDK空間へと間取り変更します。
まず耐震診断を行い、その結果を元に今回の工事範囲で可能な耐震補強を計画しました。
1階の8帖旧和室廻りに、構造用合板の耐力壁4か所とステンレス筋交い(コボット)1カ所を新設。
補強後の3Dシミュレーションをお見せして、今と比べて地震に対する1階の揺れが抑えられることも確認。
2階は内装変更のみのため、家全体の耐震性を満遍なく補強することは難しいですが、
1階の最も大きな空間であるLDKの耐震性を高めることは有効ですね。
当時はそれが当たり前だったスカスカの断熱材も、床・壁・天井全て交換して、現在の省エネ基準まで
断熱性能を高めます。今年の冬はきっと、快適なLDKで過ごせるはずです。
埼玉 木の家 注文住宅 工務店 榊住建
無垢の木と漆喰 + 高性能
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