蓮田市S邸のリフォームが、完成しました。
見えない部分は断熱リフォームを中心に、見える部分は、既存建物の雰囲気を壊さないように手を加えました。
1階リビング。小さな変化で大きな効果を生んでいます。
元々、庭側の障子は引き違いだったので、間口の半分しかお庭が眺められませんでした。
今回、4枚の障子を全て引き込みに変更することで、お庭の眺めも広がり、リビングも明るくなりました。
雨漏りの染みがあった天井は、既存同様に布クロス貼りに。今では珍しくなりましたが、やっぱり質感が違いますね。
ちなみに今回、断熱リフォーム以外に、雨漏りの調査と修繕も大切な内容でした。(過去のブログをご覧ください。)
マグネットボードです。既存の板壁と調和する色調のガルバリウム鋼板を貼っています。
木縁を四方に廻して、茶系の塗装をしています。最初からあったかのように、良い馴染み具合となりました。
ここには、FF式のガス暖房機が入ります。使わないときは目立たないようにしたい!とのことで、既存の収納内に設置を計画。
規定の離隔距離もきちんと取れていますので、もちろん安全です。扉は上に持ち上げると簡単に外れるようにしてあります。
暖房機の操作モニターが上に付いているので、既存カウンターには切り込みを入れて、跳ね上げできるようにしました。
<Before>
1階の和室です。砂壁に、天井は敷目板貼りという一般的な組合せ…落ち着きはありますが、全体的に暗い印象でした。
<After>
壁は漆喰塗り、天井は和紙張りに変更。元々あった堀ゴタツは再利用…床下部分は造り替えて断熱補強しました。
清潔感のある現代風の和室になりました。(続く…次回は2階と外部をご紹介します。)
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