断熱工事が終わり、外壁の内側に構造用合板の下地が張られはじめました。
通常は構造用合板を張らずに、石膏ボードのみを張る方法が一般的です。
榊住建では壁の全てに、構造用合板の上に石膏ボードを張って、
下地板は2重としています。
この方法には、多くのメリットがあります。
①気密性が高まる。・・・外部への隙間が少なくなります。冬はより暖かくなります。
②耐震性が高まる・・・内部にも構造用合板を張るので、地震により強くなります。
③バリアフリー性が高まる・・・将来どこにでも手摺が取り付けることができます。
家具の転倒防止の金物もどこにでも取り付けられます。
”将来に備えた” ”より暖かく” ”より地震に強い”建物になるための工夫です。
透湿防水シートの上に通気胴縁が施工されています。
仕上げにガルバリウム鋼板を張る予定なので、通気胴縁は横に張ります。
横に張ると、通気は上下に抜けないので、胴縁にはいっぱい穴があいています。
これで通気がよく通るようになります。
通気層を設けることは、建物を長持ちさせる上でとても重要です。
排水管には防音施工がされています。
排水が流れる音は、住んでみると結構気になるものです。
この防音施工により約15dBの防音効果があります。
排水が流れる音がほとんど気にならなくなります。