家検サービス

「家検サービスに毎年来ていただいてありがたいです」
と感謝されることもありますが、私には、ご家族の変化、特に”子供さんの成長を見る”という楽しみがあります。
一番古い家検は36年前ですから、その時生まれたお子さんが36歳、子供さんを連れて里帰り・・・ということで、お目にかかることがあります。

2014-02-24-1
榎戸様は竣工4年目です。幼稚園だった洸太君も4年生、居間の片隅に大きなダンボールハウスを建設していました。
角に丸い筒を設置したり、窓が二箇所あり、出入り口はビニールシートです。

2014-02-24-2

2014-02-24-3
「部屋を散らかし放題で」とお母さんは嘆いているようですが、その散らかしが子供の想像力を生み出すのです。散かりの中から、別の何かを考え出します。

2014-02-24-4

2014-02-24-5
散かりを気にしながらも、お母さんは百円ショップで仕入れた布を渡しています。洸太君には何かひらめいたのでしょう。顔が生き生きしています。

2014-02-24-6

2014-02-24-7
布を4っつに折って丸く穴を開け、ダンボールハウスの一部を除去して、そこに丸窓をつけました。
あっぱれ洸太君・・・来年の家検の時には、何を作っていてくれるでしょうか? 楽しみです!!

埼玉・木の家・つくり人:小山