東日本大震災を契機に、我が家の耐震改修を考えました。
私の耐震改修の基本的考えは「人に害を与えない」ことです。その点で、築27年の我が家で一番心配なことは浴室の柱や土台の腐食です。
7月2日、既存の浴室を解体しました。タイルも浴槽も壊れておらず、ちょっともったいない気もしましたが。
なんと!我が家の浴室は、隠れた部分のすべてが健在!!ラス下の板まで27年前のものとは思えません。
柱や土台はどこも腐っておらず、入り口ドアの下だけが、腐っているだけでした。
やっぱりもったいなかった。と思うと同時に、我が社の職人さんたちに感謝の気持ちがこみ上げてきました。
腐っている土台と柱の一部を交換し、合板を下地貼りし耐震性を強化しました。
最近の浴室の壁の防水は格段に進歩しています。「これなら絶対に水は入らない」と確信が持てます。加えて職人暦45年のタイル屋さんが入念にタイルを貼ってくれました。
7月13日、妻の誕生日に浴室工事は完了しました。「下窓からの風が涼しくて気持ちが良い!」と喜ぶ妻。やっぱりやって良かったと思い、同時に暑さの中で、工事に取り組んでいただいた我が社の職人各位に感謝しながら、私も一風呂浴びました。
埼玉・木の家・つくり人:小山