すっかり春らしくなってまいりました。
我が家の春の訪れを紹介いたします。
我が家の一番の特徴は、真っ赤な新芽の生垣です。その先には歩道と車道。その間にツツジの植え込みとハナミズキの街路樹があり、共に我が家の庭のようで、そこにも春がやってきました。
ハナミズキの花が咲き始め庭の柿若葉と、やわらかな春の日差しを部屋に届けます。
植え込みのツツジは5月の連休の頃に満開になります。
今年、何よりもすごいのはアケビの花の量の多さです。先日、受粉作業をしましたので秋の実りが楽しみです。
『花あけび我が家の塀を賑わせて』 一九
バラのアーチにはつぼみがたくさん!
足元のニラの花が真っ白です。
タラの芽は二回天ぷらにしました。門を覆う千両にも小さな実がつきお正月には赤くなります。
実家の庭から30年前に株分けしたノウゼンカツラも若芽を元気に、枯れた梅ノ木にからめています。ノウゼンの濃いオレンジ色の花は、暑い夏の日の安らぎになります。
漆喰の白壁には、そのうちにツタの若芽が張り付くことでしょう。これも秋になると、白い壁に紅葉の絵を描いてくれます。
日本の四季は、国の宝ではないでしょうか? 私はそんな風に感じ、緑に包まれた我が家に感謝しています。
埼玉、木の家、作り人:小山