東日本大震災のなかで見聞したすてきなお話です。
アサノコウタという名前を耳にしたのは4月に入ってまもない、NHKの朝のテレビです。
「ツナミにさらわれた街を作り直そう」と避難所の子供たちに呼びかけ、街の模型を一緒に作ったという話です。
感動し、メールを何とか調べて送っていただいた写真で、その光景を再現してみます。
子供たちはまだ震災のショックで何を作っていいのかわかりません。
ひざを交えながら話し合い、意見を出し合い作り続けました。
やっと出来上がったときには、みんなの顔に笑みがありました。
きっとこんな様子だったのでしょう。
アサノケイタ君は、福島で設計事務所をやっているそうです。きっと素敵なお仕事をされていることでしょう!お会いしたいと願っています。
完成した模型は避難所に飾られました。
子供たちの夢が一杯詰まったこの“模型の街”に、多くの人たちが勇気付けられたことでしょう!!
被災地に早く素敵な街ができ、この子供たちが本当に元気になれることを祈ります。
埼玉・木の家・つくり人:小山