板金屋さんのスゴイ!

屋根の仕上げもいろいろ

『ほっとする家』の多くの家の屋根はガルバリウム鋼板を採用しています。

理由はなんと言っても 「軽い」 からです。

建物の構造上あたまが重いのは不利。
そのためこの軽い素材のガルバリウム鋼板を標準としています。

今回はこのガルバリウム鋼板の屋根を現場にて成型する職人さんの技:Wazaを紹介!

ガルバリウム鋼板はこんなロールで納品されます。

広げるとこんな薄い板(厚さは0.35~0.4mm)なんです。

屋根の長さに板金ばさみで切ります。
簡単そうに見えますが、結構むずかしいんです。相手は鉄板ですから。

切った板を成型機に差し込みます。

この機械、軽トラックの荷台に乗せています。

ちょっとずつ出てきます。

出来上がりはこんな感じです。
ぽっこりしたリブ2本がミソで、夏など熱による変形を軽減します。

屋根の上にあげて1枚ずつ並べて固定します。

軒先もキレイに

棟もシッカリと納めます。

屋根工事完了。

この屋根は「瓦棒葺き(カワラボウブキ)/芯木あり」という仕上げの屋根です。
横に葺く屋根もありますが、タテに1枚ですから雨漏りのリスクはかなり低いです。

また
長い片流れの屋根(10mを越える)ですと、屋根材の運搬ができないことがあります。
道路の条件(規制)や荷揚げが出来ない敷地条件など…。

そういった条件の場合に施工ができのがこの「瓦棒葺き/芯木あり」です。
ロール板と成型機を屋根に乗せ、屋根の上で成型しながら施工できる
そして雨漏りのリスクも低くメンテナンスも比較的に容易と万能な工法です。

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