全国植樹祭が神奈川県で5月23日に開催されました。昭和24年に始って、本年は61回とのこと。県の農林部長を団長とし埼玉の10名のお仲間と参加いたしました。
あいにく終日雨天の中、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、全国から多数の林業関係者が集い、緑化によって国土と国民生活の安定を祈りました。
天皇・皇后陛下は雨の中“お手播き”をされ、私たちも別の場所で記念植樹を行いました。
両陛下は会場一杯ひろがるに子供たちの踊りをにこやかに見守っていらっしゃいました。
雨の中の式典で、両陛下が壇上よりお下りになることが3回ほどありましたが、其の都度、天皇陛下は皇后様に歩み寄り、そっと右手を支え、雨でぬれた階段をお下りになる皇后様を気遣っておられました。
国土の緑化という祭典にふさわしい“やさしい御心”にジンとさせられる一コマであります。
全国植樹祭に先立ち、16日には埼玉県の植樹祭も行われました。
県の林業や緑の保全に努力された方々や、ボランティア活動の子供たちの表彰があり、外では記念植樹や農業祭のようなイベントに多くの人が参加しました。
このような活動に子供たちが参加している姿に、国土の緑の保全の将来に対し、救われる思いであります。
埼玉・木の家・つくり人:小山