「谷中・根津・千駄木は古本のような町」…私が勝手に抱いているイメージです。
４月２日、好天の中“花より団子”と散策してまいりました。
日暮里駅のそばの羽二重団子から…


谷中の墓地は桜が満開


谷中の町はお寺が多い町です。
道端にはお地蔵さんが、塀も門もない家、歩道が庭代わり直接家に入れます。こんなところがいかにも庶民の町、という処。


谷中から千駄木にかけて、地形は起伏があり、あちこちに坂もあります。そんな地形と家がうまくマッチしています。
新しく作りかえられた家も、古い木戸を採り入れ生垣の塀と共に街並の調和を守っています。




千駄木は文豪。島崎藤村が住んだ町でもあります。
そんな古きよき町も、外人坂から見ると、都市の高層化がそこまで来ております。






根津神社の裏の街並は｢建築基準法｣はどこ？というような、細い路地が家々の間をめぐっている…という暮らしの場！
それぞれの家が、他家に迷惑をかけない程度に工夫をして“豊かに暮らしている”という感じがいたします。




埼玉・木の家・つくり人：小山