最近築年数が経った住宅のリフォームの仕事が、増えつつあります。
家族構成が変わり元の住宅を改修する場合、新たに中古住宅を購入して住まいを変える場合。
その方々のご要望に合わせて、改修を進めていきます。
写真は、昭和54年に建った2階建ての木造住宅です。
外壁と屋根は既存のまま残し、1階・2階の間取り変更、断熱・耐震補強、設備機器交換の工事を行います。
1階は建物奥(北側)にキッチンがありましたが、南側庭の藤棚が見える明るい場所に移動して、2部屋を1部屋にして、LDKを設ける予定です。
3人家族で住まわれ、洗濯干し場としてしか使われなかった2階バルコニーは、デッキを敷いてバルコニーとして利用しやすくする計画です。
(写真は構造図)
昭和56年年5月31日以前に建築された旧耐震建築物に該当するため、
さいたま市の助成金が交付される耐震補強助成事業を活用しています。
耐震補強計画を事前に検討して、解体後に現場の状況を見ながら筋交い・梁・柱の金物補強を行いました。
室内側の壁や、下屋根の天井に合板を貼り耐力壁を作り耐震性能を高めています。
また今の断熱性能に合わせて断熱材も床壁天井すべて入れ替えています。
今日の現場は大工さんが天井を組んで断熱材を入れ、階段も登りやすい位置に変更して作成しているところです。
11月下旬に完成予定です!