榊住建では、月に1回、設計の勉強会を実施しています。
新しい技術や建築材料は、日々開発され進歩しています。
新しく良いものを取り入れ、建物をより良いものにしていくように
日々検討していくことは、とても大切なことだと思います。
今回は、吉野石膏さんに伺い勉強させていただきました。
吉野石膏さんといえば石膏ボード。住宅の下地には欠かせない板です。
石膏ボードは火に強いイメージがありますが、それだけでなく様々な機能があります。
空気中の水分を吸湿するものや有害物質(ホルムアルデヒド)を吸着するもの、
地震に強い壁(耐力壁)になるもの、防音、吸音材になるものなど様々です。
展示品や実験装置などがあり、とても分かりやすく説明していただきました。
← ホルムアルデヒドの濃度計測器。機能性の石膏ボードを入れた方が濃度が下がっていきます。
←湿度の計測器。機能性の石膏ボードは一定の湿度まで調湿します。
←石膏ボードを使用した遮音壁や防火壁の例。壁の構造がとても分かりやすく展示してあります。
様々な機能を持つ石膏ボードは、コストパフォーマンスに優れた素晴らしい商品だと改めて感じました。
実際に建物の計画では、より良いものを選択していくと同時にコストもコントロールしていかなくてはなりません。
このようなときに、石膏ボードをうまく利用させていただくことは特に有効なものだと感じました。
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