熊本県小国町、阿蘇山の麓に広がる森は昔から「小国杉」と呼ばれる良質な木材の産地です。
しかし、日本各地の林業現場と同様に課題も多くあります。
ひとつは「大きく育ちすぎた木」の利用。樹齢を重ねた大径木は伐採や運搬、加工を行うにしても
コストがかかりますし大断面の梁柱を使用する建築も少なくなった為に買い手の付かない事もあるそうです。
『阿蘇小国杉の家』はこの大径木の杉を有効利用することを目的に計画されています。
現在、建築地のさいたま市では基礎工事が熊本県小国町では材木の加工が同時並行で進行中。
基礎コンクリートは耐圧版と立上りの一体打ち。雨水や害虫の床下への侵入を防止します。
『阿蘇小国杉の家』 設計監理:ICADA
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