『蔵のある暮らし』

北浦和駅のすぐ近くに建つこの蔵は、大正時代に建てられました。

100歳を超えるこの蔵は、今までに何度もメンテナンスをされてきました。
それでも100年という年月は長く、柱や土台は大きく傷んでいました。


蔵の中にあった100年分の荷物を出し、床を剥がしてから土壁を外していきます。


人間も同じですが、長く使う・生きるためには日々の管理と中長期に行う大規模検診と修繕が必要です。
今回は骨格となる土壁を剥がし壁の中の状況を確認しました。

診断の結果、土壁の補強とシロアリの被害があった土台と柱の入れ替え、土間の湿気を抑える基礎補強工事を行うことにになりました。
約半年ほどの時間をかけてゆっくりと修繕をしていきます。
長く使うこと住み継ぐことは本当に大変ですが、長い年月を経たものにしか出すことのできない味わいがあります。

 

 

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