「奥の家」I邸は、屋根下地の野地板とタル木を天井で隠さずに仕上げる計画です。
そこで問題になってくるのが断熱材。
○二重野地…1層目野地合板の上にタルキを取付、断熱層と通気層を設けています。
断熱材の上に小さく見える明かりが棟になります。軒先から入った熱い空気がこの隙間を通り抜けます。
「通気」です。
材はネオマフォームt80を採用。
メーカー工場にてカットしたものを納品、隙間もなく寸法ぴったりに納まりました。
○基礎…床下も室内と考える、基礎断熱工法。
床下換気は行いません。反対に気密をとることが重要になります。
土台と基礎の隙間が無いようにシーリングをしています。
一段低い部分は基礎部分も壁と同じ考えて、その分性能をUP。
ちなみにこの部屋の床材は1×4材で、施主Iさんが施工しました。
養生を外す時が楽しみです。
埼玉 木の家 工務店 注文住宅 榊住建