年男ではなく『年蔵』のお色直し

築21年になるM邸。
年末に外壁の改修工事を終えて綺麗になりました。

敷地内には周りに広がる田畑を見渡せる立派な蔵があります。

この立派な蔵、大正12年の今年で96歳。干支は亥。
年男ならぬ「年蔵」。

ガッシリとした骨組に厚い土壁を塗り、しっくいで綺麗に仕上げた蔵。96年という長い年月を頑張って絶えてきました。

平成最後の年に、この先の100年を見るためここでお色直しをすることになりました。
ひび割れの入ったしっくいを剥がし、傷んだ土壁を補強と補修して行きます。本日は全てのしっくいを剥がしの土壁の調査を行います。


Mさんおばあちゃんが嫁いできた時のお話を聞きながら、この蔵がMさん家族と過ごしてきた大切な時間を教えて頂きました。

大切なMさんの『蔵』、ゆっくりと丁寧に作業を進めてい行きたいと思います。

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