「生垣のある二世帯住宅」 ~外壁施工 構造の検討について~

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上棟後、屋根と外壁の下地工事が進んでいます。

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外壁下地材のモイスは、地震に耐える耐力壁になります。
決められた種類の釘(CN50)を外周75mm,中150mmの間隔で施工していきます。
これにより、9cm角の筋違いを設置した場合よりも強くなります。
モイスは、火災や結露、シロアリなどにも強い材料で多くの機能を備えています。

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構造計算により、構造材の種類や大きさ、施工方法、補強金物などをしっかりと計画しています。
2階建て住宅の場合、建築基準法では構造計算が必要になりませんので、一般的には簡易計算による検討がほとんどです。

熊本の大地震では、多くの建物は耐震基準不足で倒壊したと言われています。
しかしながら、建築基準法には、”最低の基準を定めた法律” とありますので、
この基準を満たしたからといって十分安全な建物とは言えません。
建築基準法の耐震基準を十分超えた、しっかりとした構造の検討が必須であると思います。

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