家を作るパートナー探しのもっとも有効なチェックの方法をお教えします。
それは「太陽光発電を設置してくれますか?」と言う問いです。
「イエス」と言う会社は×、「ノー」と言う会社は◎です。
当社は、太陽熱利用のソーラーと併設以外は、太陽光パネルの設置はお勧めしません。
太陽光パネルの取付けは、上の写真のように行います。(大手ハウスメーカーの実例)屋根に対し大変負担を与えます。屋根の骨組みがどこにあるか分からずに行っています。
同時に屋根の上ですから、修理が必要になったとき、高所作業車や足場など、修理費の4~5倍の費用が掛かります。
京都大学の元名誉教授の巽和夫先生は、「日本には屋根の文化があります」と地方のきれいな瓦の家に太陽光パネルが載せられることを憂いていました。
緑に囲まれた埼玉知事公舎も、どなたかの考えか、太陽光パネルで隠されています。
パリのモンマルトの丘から見える、きれいな街並み。ここにパリの市民は太陽光パネルを設置するでしょうか?
設置しないと思います。それでは、日本はどうして設置するのでしょうか?
その答えは「きれいな公園にはゴミを捨てない」ということです。
太陽のエネルギーには、熱と光があり、熱が7に対し、光は1・・・エコを考えるならば、熱の利用の方が、はるかに有効です。
この牛舎は、1万円で石灰をまいて屋根を白くしただけで、牛はモー快適だと言っています(?)
榊住建は屋根の太陽熱を利用し、冬は床暖房に、夏は廃熱をしています。これによってエアコンの電気代ははるかに少なくなります。これは電気を作っているのと同じ効果だと思いますが、いかがですか?
本当のエコって何でしょう。そういうことを真剣に考えている会社を、家づくりのパートナーとして選ぶことをお勧めします。
埼玉・木の家・つくり人:小山