「手作り感のある家に住みたい!」とおっしゃるH様のご要望で、トイレの手洗器を作ることにしました。
今年の陶芸初めです。
直径30cmの手洗いには粘土が6kg必要です。中の空気を抜くため“菊練”を入念にいたします。
轆轤の芯に粘土をセットし、手のひらでプレスしながら広げます。この二つの作業は大切な作業です。
最上部の縁をきれいに仕上げ、それから内側を仕上げます。
これで轆轤の工程は完了です。この続きは来週又、ご報告いたします。
先週の続きは、排水溝の穴あけです。その後二日おいて、下方の削りをして全体の形が整います。
ムク板のカウンタとの接点を仕上げ、日付と作者名(19と書きイッキュー:一級建築士)を書き込み成型は完了です。
2週間ほど乾燥させ、素焼きをいたします。それまで少々お休みです。
埼玉・木の家・つくり人:小山