5月から、環境庁の指定校として、浦高『学校エコ改修検討会』を行ってまいりました。
今日は、各グループの発表です。
他の5グループは設計事務所や建築会社等のプロの方が発表されましたが、
私たち「Eグループ」はPTAの沢辺さんと生徒の鯉沼君の発表です。
自然のエネルギーで最大なものは太陽の熱と光であります。
これらをうまく利用する「しくみ」をつくること…がEグループの提案です。
夏の太陽の熱は排除し、冬の熱は床暖房に利用し、太陽光で発電しその電気を売却し、夜間の自習室の照明の電気を買います。
その仕組みを生徒が知っていること…これも大切です。
PTAの沢辺さんは「生エネ」というユニークな考えを提案いたしました。
“エネルギーの消費を抑えることと同様に太陽の光や熱のエネルギーをうまく生かすことが大切!”という発想です。
“エコデー”を設定し、生徒・先生・PTEがいっしょになって環境問題を学ぶ機会も!…と大変積極的な発表でした。
生徒の鯉沼君は「生徒が浦高のエコのしくみを知って、そのしくみの効果である温度や湿度等のデーターを取り、その操作に参加する立場でありたい。そのような活動が出来る環境委員会みたいなものを作りたい。」
プロにお任せの技術ではなく、関係者が夫々の立場で参加する“しくみ作り”です。
浦高『学校エコ改修検討会』は参加したすべての人にとって、環境を考える大変いい機会でありました。
特に生徒さんが最後まで真剣に取り組まれたことに意義があります。
埼玉・木の家・つくり人:小山