水曜どうでしょうという番組をご存知ですか?
今や全国規模の売れっ子俳優大泉洋さんがまだ無名の頃から、
無理矢理(ほぼ拉致)旅に連れて行かれて、
ひたすらぼやき続けているだけで成立しているシュールな番組なんですけども。
もともとは北海道のローカル番組だったのですが、
ネットがそれほど普及していない時代から面白さが口コミで広がり、
深夜枠にもかかわらずあっという間に20%の視聴率をたたき出すお化け番組となりました。
その水曜どうでしょうのディレクターで、
いつも旅に同行し、画面にはたまーにしか映らないけど、
大泉洋さんをいじりたおして、ののしりあいをふっかけてくる
日本一声を聞かれているテレビ局員と言えば、藤村忠寿D、通称藤やんさんです。
その藤村Dのトークショーに先日行ってまいりました。
整理収納アドバイザーのイベント企画でしたので、いったい何を話すか興味津々です。
都内のカフェで50人くらいのアットホームな雰囲気で、
藤村Dはビールを片手にいろんなお話をして下さいました。
まんまテレビのしゃべり方でした。
スイーツと藤村D(*´∀`*)
とても声がよく通るので聞きやすく、
話に引き込まれるような魅力的なものをお持ちの方でしたね。
ご自身のHTB入社のきっかけとか、どうでしょうの裏話、
仕事のスタンスなど2時間程お話しして下さり、
その後は藤村Dを交えての懇親会もあったので、
水曜どうでしょうファンのマダムは、
サインと写真をばっちりゲットしてまいりました。
マダム神木咲にとって水曜どうでしょうは知恵と勇気を与えてもらった番組です。
雨女で出不精のマダムに、
雨でオーロラが見えなくても、
霧でマッキンリーが見えなくても、
たとえ移動時間が無駄に長時間でも、
行き当たりばったりでも、
サイコロの目に振り回されても、
旅自体がまったく楽しくなさそうでも、
ぼやきたくなるようなトラブルが続いても、
そしてどんなに過酷であろうとも、
「(番組として)何とかなる(成立する)」
ということを身を以て教えてくれたのがこの番組です。
先々のことを心配しても始まらない。
失敗やミスやつまづきも、発想の転換で、なんでもものに出来るんだ。
完璧にやろうとして、心配することや余計なことを考えてしまうことで小さくまとまるな、
抜きん出るには人と違うところで勝負しろ、というメッセージだと思っています。
不安な空気感を根こそぎぶった切って変えてしまうような
不思議な力を持っている藤村Dでした。
マダムが何を言ってるのかよくわからない方は、
ぜひ水曜どうでしょうのDVDを観るなり、テレビ埼玉の再放送をご覧になってみて下さい。