雑巾がけを楽にしよう。


皆さんは雑巾を使ったことはありますか?

大抵の方は「ある」と答えるでしょう。

雑巾というと、私は小学校時代の床にこぼれた牛乳を拭いた後のくさい雑巾をどうしても思い出してしまいます。
なんとなく雑巾にはこぼれたものを拭くもの、床を拭くものというイメージがあるのです。

今は使い捨てのペーパークロスや、洗剤が染み込んでいる便利なクリーナーがあるので、衛生を保つ目的で食卓や水回りなど雑菌が繁殖しがちな部分を拭く場合は使い回しの雑巾よりも使い捨てのものが好まれます。

100均やホームセンターに行けば真っ白な数枚組の雑巾が買えるので、我が家でも学校に持っていく雑巾はこれで済ませてしまうことが多いです。
わざわざ縫って作るより、ちょきちょき用途に合わせてちょうどいいサイズに切って使う方が効率的なのです。

例えばよくある手拭タオルサイズのものは厚さにもよりますが、切らずにそのままのサイズだとかなり持て余しますし、実は雑巾の水を絞るのが大変なのです。
意外とこの雑巾を絞る動作が結構おっくうなんだと思います。
またわざわざ縫って雑巾にすると乾きが悪くなります。

なので4枚ぐらいにカットして、汚れたらその都度捨てる方が使い勝手が良いです。

例えばレンジ周りをちょこっと拭くだけならさらに半分に切ったサイズでも十分です。

よく、使い倒してクタクタのタオルをいつまでも使い続けて、もらった新品のタオルをいつまでたっても下ろさずしまいこんでいるご家庭があります。

タオルも新陳代謝が必要なので、ぜひ新しいものに替えて、古いタオルはテレビでも見ながらちょきちょき切りましょう。
そして必要なところに置いておいて汚れたものを拭き取りたいときにすぐに取り出して使える状態にしておきます。
この方が躊躇なく捨てられます。

私はあまり雑巾をいつまでも洗って乾かして使いまわすのが好きではないので、部屋の上の方から順番に拭いていき最後に床やトイレ、玄関などを拭き取ってその日のうちに捨ててしまいます。
一度雑巾を手に持ったらあちこち拭き回って、使い倒します。

あと、冬は寒いのでバケツを出して雑巾がけするのが面倒な人は、霧吹きを使って乾いた雑巾で拭くと手間が省けます。

窓拭きは固く絞った雑巾が後筋なく一番汚れが取れるのですが、霧吹きと乾いた雑巾で拭くだけでもさっぱりしますよ。