片付けられない人。

 

世の中には「片付けられない人」がいます。

 

マダム神木咲の娘はいわゆる「片付けられない女」でございます。

ウチの娘を観察していると、片付けられない人の傾向がなんとなく見えてきます。

あくまでもウチの娘に限ったことかもしれませんが、

何かしら思い当たることがあればぜひ参考にしてみて下さい。

 

視野がせまい。
立体ではなく、面でとらえる。
空間認識能力が低い。

 

まあ、そうはいってもまだ学生なんで、自分も中高生の頃出来ていたかというと、

この時期特有の女子のお花畑のような脳内には必要ない要素と言えばそうなのかもしれません。

 

娘の行動を観察していると、まず自分の机の上には置きっぱなしのプリントやら

教科書やらお菓子やらゴミやらヘアピンやらカラーペンやらが散乱してます。

そして片付けるはずもなく、そこに上書きするかのように、

今からやろうとする宿題のプリントがドサっと重ねて置かれていきます。

それらは日々蓄積され、やがて地層のような状態になっていきます。

まるで貝塚が発掘されるかのように、

ひからびたお菓子や大事なお知らせのプリントがすべての地層から発見されてゆくわけですよ。

探し物は一大発掘作業です。骨が折れます。。。

 

おそらく、彼女の視野はこうなってるんだと思うんですよね。

 

木を見て森を見ず ※ただし木が2D!二次元!(笑)

 

立体3Dを認識できないので地層は重なるばかりですし、

机の全体(森)を見ようとしないので、

彼女にとっては地層が重なろうが森が散乱しようが、

作業スペース面を確保できればいいという感覚なんだろうな、きっと。

こんな地層の入り組んだ机でよく勉強できるなと感心します。

 

他にも空間認識能力として、

例えば「この箱にどれだけのものが収納できるか?」を予測するのが苦手なので、

収納BOXや引き出しを与えられても何をどこにしまえばいいのか分からないようです。

 

で、片付けられない人が陥る最大の落とし穴は、

収納さえ増やせばいいと思っているフシがあるところです。

 

娘もじわじわと棚や机の領土を拡大しようとしてくるので、マダムも防戦に必死です。

 

いくら100均のプラスチック収納や、突っ張り棒を多用して収納力を増やしたところで、

片付けられない人は、ただモノが分散するだけに終わります。

 

ポケットを増やしてしまったことで、

かえって効率的にモノを探したり仕舞ったりすることが出来ず、

結局また同じものを買ってさらにモノを増やしてしまい、飽和状態になってしまいます。

 

そんな片付けられない人が一番最初にやるべきこと、まずそれは・・・

不要なゴミを捨てる!

 

マダムの空間認識脳内と視野サーチは一瞬にゴミをゴミとして認識するので、

バンバン捨てられるんですけどね。

娘はゴミすらゴミ箱に入れられない。

破けたパッケージの空箱(ゴミ)をうやうやしく後生大事に収納しているところを見ると、

ゴミの見分けがついていないのだな。

 

視野だとか空間認識が得意不得意に関係なく、

とどのつまりは

片付けられない人は捨てられない人であるということ。

 

ウチの娘はまずそこから始めるしかないのです。

続きはおいおい書いていきます。

先は長いなぁ…(´;ω;`)