住宅ローンの話。

 

今日は、とある銀行に借り換え相談に行ってきました。

 

我が家はフラット35S仕様の厳しい検査にも合格した榊住建の家なんですけど、

とある都市銀行につなぎ融資でお金を借りながら順調に土地を購入し、

家を建築していたんですよ。

 

ところが最終融資実行日前日になっていきなり銀行の担当者から電話が。

「フラット35Sの融資が出来なくなりました。」

寝耳に水でした。

 

事前審査も通り、問題なく融資が実行されるはずでしたが、

この当時は東日本大震災があり、

その前からなにかとシステムダウンで世間に迷惑かけていた銀行だったんで、

不信感は募るばかり。

 

フラット35の固定金利で返済計画を立てていたマダム一家は、

引越しのゴタゴタで冷静に考える余裕もなく、

結局変動金利での返済を余儀なくされ、

固定より変動の方が低金利だったからよかったものの、

先々の不安が残る借金道がはじまったわけです。

 

その後あれよあれよと固定金利が下がっていき、

振り返ればあの時が固定のピークだったので

結局は変動金利で救われている部分もあるんですけどね。

 

でも変動金利って、半年の見直しと5年後の見直しがあるんですけど、

今こんなに固定金利と店頭変動金利が下がっているのに、

なんでワシらの金利は下がらないの?

と素朴な疑問を持ち、いろいろ調べたら、

銀行の基準金利は約4年前とまったく変わっておらず、ずっと横ばいなのに

優遇金利の割合だけが下がっているので、

新規借り入れの人はかなり安い変動金利で借りているのですが、

既契約者にはまったく反映されることのないカラクリであることがわかりました。

 

聞いてたイメージとちがうじゃないか。

 

変動とは名ばかりで、おそらく金利が下がる時は下げないで、

上がった時は容赦なく上げていくんじゃないかとマダムはにらんでいる訳ですよ。

 

ここ最近フラット35は最低金利を更新し続けているので、

やはり将来の変動金利上昇リスクを考えて固定に借り替えようか検討中です。

 

しかしながら借り換えは余計な諸経費もかかる。

金利の安い銀行は、それなりにリスクもあり、

諸経費や手数料が高くついたり、

団信がついてなくてプラスαの出費も考慮しなければなりません。

 

悩ましいわぁ。

 

将来の安定を取るか、博打に出て、繰り上げ返済でなんとか残高を減らしていくか。

 

でも今借りている都市銀行とさっさと手を切りたいというのも本音。

今考えれば、あのときフラット35Sで借りているよりも固定金利が安くなってきているので、

前日にフラット35Sを実行できなくなって、あの時はこの世の終わりだと思って

かなり銀行を恨みましたけど、かえってよかったのかもしれないです。

不信感は拭えてませんけどね。。。