ある日の夜。
マダム神木咲家の旦那さんとお嬢さんが、映画「世界から猫が消えたなら」を観に行って号泣している間、
留守番のマダムと坊ちゃんは時間を持て余していました。
もともとお風呂掃除は坊ちゃんのお手伝い担当なんで、いつものようにお風呂を掃除してもらおうかと声をかけたのですが、
「最近雨も多くて湿気てるし、カビキラーでもするか!」とマダムも一緒にお風呂の掃除に取り掛かりました。
そこはやりだしたら止まらない性格のマダム。
だんだんと大掛かりなお風呂掃除に。。。
ずっと懸念材料だった、引き戸のレール掃除にとうとう手をつけてしまいました。
前回もレール掃除をしてあったんですが、レールの半分しか掃除できず、
全てをやるためにはドアを外さないといけないのです。
引き戸はふすまを外す要領で外します。
そしてレールカバーとレール(両脇の爪を持って持ち上げれば簡単に分解できます。)部分を外してみると・・・
前回掃除したところと、掃除できなかったところがクッキリ。
使い捨ての歯ブラシで汚れを取り除き、
すっかりキレイになりました。
その母親の涙ぐましい姿を横で見ていた坊ちゃんが「俺もやる!」と言って、隣の洗面所をピッカピカに仕上げてくれました。
掃除が終わり、お風呂もお湯を張り、二人でしばらく達成感に浸っていました。
そのうち、旦那さんとお嬢さんが映画館から帰宅したんですけど、(掃除したことに)気づいてくれないんですよね、これが。
本当に残念だなぁ。。。