鬼系雑草。

暖かい日が続いたと思えば、うすら寒い日もあり、着るものに困る時期ですね。

近頃くらサポは草取り祭です。

梅雨を過ぎると雑草があっという間に伸びてしまうので、その前に抜いてしまおうというご依頼なわけですが、冬の厳しい寒さに耐えた地面を這いつくばるような雑草って根っこが広がってて取りにくいんですよね。

しぶといったらありゃしない。

しかもしばらく雨がなくカラカラに乾いた土に、スギ花粉やPMナンチャラなどのアレルギーを引き起こす微粒子が全体的にまんべんなくふりまかれている状態なので、草取り中もくしゃみと鼻水が止まらず大変な思いをしました。

草取りマダムがいつも戦っている雑草があります。

黄色い花と綿毛があり、刺々しくて、茎がぶっとくて、背丈が高くて、ぶち切ると白い液体が出てきて、根っこが大根みたいに太くて気持ち悪いやつです。

この画像はうちの庭に生えてたもの。まだ花は咲いていない状態。トゲは少なめ。経験上、茎や葉が紫がかった色をしている方が扱いが厄介です。

私はいつもその形状から「鬼タンポポ」と呼んでいるんですが、調べたらどうやらノゲシの一種らしいですね。

さらにこれよりもっとトゲトゲしいやつは「鬼ノゲシ」という言葉も出てきたので、鬼タンポポは当たらず遠からずというところでしょうか。

本当に引っこ抜くのが難儀なんですよ。

茎を握ったそばからポキポキ折れて手が汚れるのでもう最悪です。

やつらを見ると無性に闘争心が湧くのですが、うまく根っこごとひっこぬけたときは快感です。

こういう根深い「鬼系雑草」は、雨上がりの土が柔らかい時に引っこ抜くのがオススメです。